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大船渡、陸前高田へ

8月23日は岩手県立大船渡病院にお招きいただき、講演でした。

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前日、東京滞在だったので、
東北新幹線で一ノ関まで行き、
大船渡線に乗り換えて気仙沼へ。
そこで「大船渡線BRT」に乗り換えるというので、
どんな電車だろうと思ったら、バスでした。
かつて鉄道が通っていたところが津波の被害に遭い、
鉄道ではなくその軌道を生かしてバスを走らせているというもの。
9時に東京のホテルを出て、大船渡に着いたのが16時近く。
一ノ関から車だと1時間強なので、鉄路はやや遠回りになります。

翌、24日は、院長をはじめ、職員の皆さんのご案内で、
大船渡や陸前高田の現状を見せていただきました。
大船渡の景勝地である穴通磯は、
津波なんて本当に起きたのかと思うぐらいの美しさ。

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津波のときにも形が崩れなかったそうです。

一方、高台から陸前高田市を見渡すと、
どれぐらい広い地域に被害が及んだのかわかります。

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茶色い部分が根こそぎなくなった市街地です。
一山崩して土を削り、
それを幾筋ものベルトコンベヤーで流された土地に送り、
いまは整地作業がおこなわれています。
土地をかさ上げする目的だそうですが、
6年以上が経過したいまもこのような状態なのかと驚きました。


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津波の恐ろしさを後世に残す雇用促進住宅。
5階の床辺りまで津波に襲われたそうで、
津波が引いた後は窓も家具も何もかもなくなっていることがわかります。
凄まじい威力です。

有名な「奇跡の一本松」。

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テレビの映像では、ひょろっと高い松という印象でしたが、
近くで見ると、結構太い立派な幹です。
塩害のため、今は幹に鉄の柱が入れられ、
葉っぱはレプリカ。
てっぺんには避雷針がついていました。
背景にあるユースホステルの破壊された様子を見ると、
如何に激しい津波に耐えた松かがわかります。

昨年、南相馬に伺ったときもそうでしたが、
やはり報道で見るのと、直に見るのとでは、
受ける印象がまったく異なります。
さまざまなことを考えさせられた2日間でした

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