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PMDAの講演と歯科の会議

昨日は夕方からPMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)の
新人職員の方向け講演でした。

PMDAは医薬品などの副作用被害救済や治験などの審査、
医薬品・医療機器の安全対策などを行っている機構。

http://www.pmda.go.jp/

直接患者と関わることがないため、
患者がどのようなこと思いを持ち、
どんなことに不安や不満を抱くのかを伝えてほしいとのご依頼。

新人以外の職員の方々のご参加もあり、
終了後も活発にご質問いただきました。
終了後は、残って質問してくださる新人の方々が並んでくださって、
会場を出たのは、講演終了から1時間以上経ってから。
とても素敵な出逢いをいただきました。

そして、今日。
厚労省の歯科医療の専門性に関するワーキンググループ
という会議に午前中出席してきました。

この会は「歯科医師の資質向上に関する検討会」という親会があって、
私はそちらもメンバーです。
ワーキンググループは3つあって、
ほかに歯科医療の受給問題と女性歯科医師に関するものがあるそうです。

歯科関係はこれまでにも厚労省、文科省のいくつかの委員会に出席してきましたが、
知らないことや見えないことが多い領域だといつも感じます。
今回のワーキンググループで知ったことの一つが、
「広告可能な歯科の専門医」は5つで、
「口腔外科専門医」「歯周病専門医」「歯科麻酔専門医」
「小児歯科専門医」「歯科放射線専門医」だそう。
麻酔や放射線は何する歯科医ぞ…? って感じで、
「一般の歯科医と何が違うんですか?」と質問したら、
答えは次回になりました。

更に、歯科医師が標榜可能、つまり看板に掲げていいのは、
「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」。
一般的には、これが専門だと思いがちですが、
自由標榜制なので、どれを看板に挙げてもいいのです。
これは、患者としては混乱しますよね(と会議でも申し上げました)。

広告できる専門医は5つですが、
日本歯科医学会に所属している専門・認定分科会は43学会もあって、
それぞれの学会が認めている「専門医」もいるそう(広告できませんが)。
その外形基準を満たしていない学会となると100を超えていて、
誰も把握していないと。
それらのの学会も独自に「専門医」を認めていることもあって
(繰り返しますが、広告はできませんが、院内表示している場合もある…とか)、
さてこれをどうするか、というワーキンググループです。

歯科の相談は結構多いので、相談の経験に基づいて発言したら、
歯科界の委員から「山口委員より厳しい意見を…」と言われてしまいました(笑)。
でも、めげないので(笑)、頑張って発言を続けます!

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