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脳性麻痺の友人からのメッセージ

生後2週間で新生児核黄疸になり、
脳性麻痺が生じた現在40歳の女性。
私はCOMLに入って以来、
20年以上のお付き合いが続いています。

彼女は身体障がい1級で、
生まれて以来、自分の足で立ったり、
歩行したりしたことがありません。
医師からは「これだけの障がいがあれば話せるはずがない」と言われながらも、
言葉を絞るように語ることは可能です。
それに、ユーモアがありながら、
哲学的思考に長けていて、
とっても頭のいい女性です。
少々辛口ではありますが(笑)。

先日、「どうしても相談したいことがある」というメッセージが届き、
連休の最終日、3時間向き合ってきました。
筋肉の緊張が強く、
「伝えたい」という想いが強くなればなるほど緊張が高まるので、
言葉が出てくるのに時間がかかります。
それに少し慣れてこないと、正直なところ聞き取りも困難を要します。
以前一度、聞き取ろうと必死になって近づいていると、
緊張から突っぱねた腕が見事に私の顎にアッパーカット命中。
彼女の瞳が心配でいっぱいになったこともありました。
強烈な一打で(笑)、どれだけの緊張の強さかを実感しました。

相談というのは、端的に言えば、
「障がい者の人権について、自分の本音を語る場がほしい」ということでした。
「障がい者の社会参加なんて耳触りのいいことを言うけれど、
社会参加なんてどうやってできるというのか」
「障がいを持って生きるとはどういうことかわかっていない」と…。

「文章では実態が伝わらないから、街頭演説したい」と言うのですが、
集中して聞き取らないといけないことを考えると、
「それは無理じゃない?」と伝えたものの、対案もなく…。

私がFacebookやブログをしていることを伝えて、
「本音を語る場について多くの方にアドバイスもらってみようか?」と提案したら、
「ラッキー!!」と賛意を得ました。
ご希望の方には、以前、COMLの会報誌で紹介した彼女のインタビュー記事をお送りします。何かご提案があれば、よろしくお願い致します。

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