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日本慢性疾患重症化予防学会

12月に立ち上がったという「日本慢性疾患重症化予防学会」。
「倫理審査委員をお願いします」と断る余地のない(笑)依頼をいただいた
代表理事を務められる平井愛山氏(千葉県立東金病院院長)を中心に
説明された学会設立の背景と目的を聞いて理解してまいりました。

国民的病気と言われている糖尿病の重症化を予防するために、
レセプトや健診情報を持つ保険者と医療機関の連携が
進められているそうです。
国保データベース(KDB)から、
どの患者がいつから治療を受けていて、
中断しているかもわかる。
そこにこの学会が作った「疾病管理MAP」をリンクさせることで、
例えば糖尿病で透析導入が必要になる人を
減らしていこうというのが学会の目的の一つ。

ただ、重症化防止の制度設計はできたけれど、
どのような患者に、
どんなアプローチが有効かはまだエビデンスがない。
そこで、全国展開で研究していくとのこと。

特に大きな特徴として、
多職種が横断的に参加する学会であること。
医科と歯科が連携すること。
また、昨今問われている研究の倫理的問題を受けて、
倫理審査委員会のメンバーを外部委員主体にしたので、
その一人にとのご依頼でした。

多職種横断的もさることながら、
慢性疾患の重症化を防ぐには、
患者の意識・行動変容が欠かせない領域。
いろいろと勉強させていただけそうです。

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