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2013年5月

長崎平戸へ

5月25日(土)、長崎県平戸市の
「平戸と長崎大学で地域医療を育てる」市民公開講座にお招きいただきました。
平戸市民と医療者の参加者の方々に「賢い患者になりましょう」と呼びかけてきました。
終了後、1時間余り平戸をご案内いただけることになり、贅沢なドライブへ。

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観光やドライブなんて、この2年間でほぼ初めて。
「日帰りできません」と断言されて、一泊で伺った平戸。
たしかに遠くて、長崎空港から車で約2時間。
路線バスと空港バスを乗り継げば3時間余りかかるのですから…。
黄砂かPM2.5か、最近はこのように景色が霞むことが増えたのだそうです。
くっきり見えれば、海の向こうに五島列島か見えるのだとか。

案内してくださった平戸市民病院の管理者のドクターが、
「いまから行くところは、東洋の○○と言われるところです」と…
「もしかして、マチュピチュですか?」と当てずっぽうに答えたら、
微妙な間があり、「見る前に当てるなんて」。
え~~っ??? ほんとうに、マチュピチュですか

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写真の真ん中あたりに、人型というか、こけしのような岩があるの見えますか?
その岩から生えている木は、けっして枯れないとの言い伝えがあるとか。
あちこちに奇岩があるというより、美しい棚田が拡がる自然溢れるところでした。

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土地の人しか知らないような農道をしばらく車で走って行き着いた場所。
むせるほどに濃い緑のにおい。
自然以外の音が聞こえない世界。
しばらく、ここでゆ~っくりしたいなぁ
でも、現実は慌ただしい。
「限られた時間で、ぜひ見てもらいたいところがもう一つ」と、つぎなる場へ移動。

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ここは、宝亀(ほうき)教会といって、1898年(明治31年)に建てられた教会。
時間の関係で鍵が閉まっていましたが、
窓からなかのステンドグラスを覗かせていただきました。
とても素朴で、心のこもった信仰心を感じる教会でした。
長崎では、数多い教会群をいま世界遺産に!! と申請しているとか。
何と私は今回の出張で、東洋のマチュピチュと将来の世界遺産を巡ったことになります
宝亀教会を後にしようと思って振り返ると、
優しいマリア像が花に囲まれて静かに見送ってくれました。

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平戸は、長崎空港から北に向かい、さらに佐世保を超えたところにあります。
本来は島ですが、平戸大橋が架かったことで、
“離島”ではなく“半島”扱いになったとか。
それだけで、さまざまな助成金が打ち切られるのだそうです。
さらに、平戸の先に生月島(いきつきしま)がありますが、
そこにも「生月大橋」が架かっていました。
その生月大橋の向こうに沈む夕陽。

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そして、平戸市中心地のホテル旅館に泊まって翌朝目覚めると、
平戸城が迎えてくれました。

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宿には露天風呂があり、この写真の景色が臨めます。
夜遅く露天風呂に入ったのですが、そのときはまったく気づかず…
翌朝、早朝に目が覚めて、もう一度、露天風呂へと貪欲に行くと出会った景色。
あちこち出張していると「いいね、いろんなところに行けて」とよく言われます。
いつもは、「余裕がない出張ばかりなんですよ」と言っていますが、
今回は、何とも贅沢な旅となりました。
お招きいただいた平戸の皆さま、ほんとうにありがとうございました

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47都道府県最後の岩手

総会と記念講演会のあと、遠方への出張が続いています。
5月22日は宮崎から伊丹空港を経由して岩手入り。
じつは、日本の47都道府県のなかで、唯一伺ったことのなかったのが岩手。
今回で、47都道府県の“どこか”に行ったことになります。
岩手県は、いま瑞々しい若葉が薫り、
あちらこちらに花が咲き乱れています。
大阪に戻る朝、北上駅から出発する電車の待ち時間を利用して、
近くを流れる北上川まで足を伸ばしました。

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さわやかな風が吹き、ゆったりと流れる北上川。
気持ちが洗われるようです。
さて、花巻いわて空港まで、どうやって移動しようかな
(最近の私は、ヒジョーにいい加減。ギリギリまで準備していない)
iPadで地図を見ると、JR花巻空港駅のすぐ近くであると発見
な~んだ! 時間に余裕もあるし、じゃあ駅から歩こう
駅前から延びる道路沿いには、満開の花水木。

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しばらくすると、空港の敷地が見えてきました。
えっ…、あのはるか向こうに見えるのが空港のターミナルビル???

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空港の敷地でいうと、ターミナルビルの対角線上に私はいる。
つまり、最も遠い位置ということ…
考えてみれば、空港なんだから敷地面積は広い。
あ~、だから駅前で客待ちをしていたタクシー運転手さんが、
私を怪訝な目で見ていたのか…。
あの顔は、「まさか歩くの?」という半ば呆れた表情だったのね。
たしかに、10㎏を超える重いキャリーバッグを引っ張り、
どうみてもハイキングのいでたちではないパンプス姿で歩かないよな。
いまさら駅に戻るのも癪だし…、ええい歩こう
しばらくすると、はるか向こうに雪を冠した奥羽山脈が見えてきました。
雲雀が美しい鳴き声で飛び交い、
緑が美しい道をてくてく、てくてく。
「だって、昔の人は歩いたんだから」
キャリーバッグを引っ張る腕がつらくなると自分を正当化しようと考える私。
しかし、しょっちゅう飛行機や新幹線のお世話になって、
一日に1000㎞以上の移動をしている私が言っても説得力がない。

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結局、約1時間かけて空港に到着。
ロビーでパソコンを開いて仕事をしていると、
空港の方からアンケートの協力依頼が。
応じて記入していると、「空港までの移動手段は?」という質問。
選択肢はいくつかあるけれど、「JRから徒歩」はさすがになく
こんなときに限って…と苦笑しながら、
「JR花巻空港駅から歩いてしまいました」と正直に吐露。
でも、道中“岩手”にいることを実感できた移動でした。

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岩手に伺った理由は、花巻市と北上市の間に位置する岩手県立中部病院での講演。
いまは亡き辻本好子が2009年と2010年に講演に伺っていて、
今回は私を温かく迎えてくださいました。

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私は初めてお会いするのに、とても懐かしい気持ちに。
辻本のことをいつまでも大切に思ってくださっていることに感謝する旅となりました。

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高橋卓志さんの熱いメッセージ

少し時間が経ってしまいましたが…
ようやくブログを書く時間がとれまして
5月18日(土)、総会と記念講演会を開催しました。
今回は何といっても、メインイベントは高橋卓志さん(神宮寺住職)の記念講演。
熱く、熱く、語っていただきました。

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高橋さんは、現在、講演を一切お断りになっていらっしゃることもあり、
特別にお引き受けくださった、またとないチャンス。
総会に参加してくださった会員に加え、さらに40名の一般参加があり、
会場は熱気に包まれました。

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これまでチェルノブイリやタイのHIV感染、東日本大震災など、
つぎつぎにエネルギッシュにおこなってこられた支援活動。
そして、松本で数多く立ち上げてこられたNPO。
そのご経験を踏まえ、「いのちを支える」ということ、
そして、死を考えるということについて、たくさんご示唆をいただいた講演でした。
講演内容は、会報誌6月号でご紹介します。
ご参加いただけなかった皆さま、どうぞお楽しみになさってください。

ただ、講演前には、ちょっとしたハプニングも…。
徹夜でご準備くださったPower Point が作動しなかったのです。
私や理事の面々が高橋さんを囲んで、「あ~でもない」「こ~でもない」
参加者が固唾を飲んで見守っている緊張した空気。
「仕方ない。音楽などなしのスライドだけで講演を始めましょう」
ということになって、メンバーは解散

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COML創始者の辻本好子が亡くなって以来、
何か、映像や音楽を流そうとすると、必ずハプニングが起きるのです。
何のお告げでしょうか

記念講演会の前には、厳粛に総会もおこないました。

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ご参加くださった会員の皆さま、ありがとうございました
2011年度より事業収入が500万円増えて、ちょっとホッ
でも、「講演収入が収入の多くを占めているのは異常。
もっと別の方法で収入を増やす方法を考えないと!!」
終了後にいただいた高橋さんのメッセージを今年度は形にしていきたいと思います。
1年後、良い報告ができますように、がんばります

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