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辻本好子のつぶやき No.27 ~術後の説明~

その昔、「真実」と「事実」と「現実」は微妙に異なる…

という話を聞いたことがあって、

そのときは、それなりに“納得”したように思ってます。

そのときの文献を改めて調べてみる余裕はないけれど…

言ってみれば

「真実」とは、自分(ときには自分だけが)が

“本当のこと”と思い込んでいること?

「事実」は、誰が見ても現実にあったこと。

つまり客観的事実っていうやつなかぁ~

(う~ん、そうかぁ~、納得せざるを得ないってことも含めて)

「現実」は、いま、現在、そこに、そうあること。

つまりは、本当に起きている、限りなく可能性の高いことって言うべきことかな?

そろそろ、私の病状について、

その「現実」なることをブログでお伝えしなきゃいけない時期に来ているような気がして…。

昨夏7月、手術後に主治医から受けた説明の全容を

カミングアウトしようと決心しました。

手術後の説明

手術は、当初の予定通り胃の3分の1弱を残して切除、

N1レベルのリンパ節(術式で決められている範囲)も切除した。

造影CTでは認められなかった腹膜への転移が残念ながらあった。

腹膜は横隔膜から骨盤内全体を覆っている膜だが、

結節状の転移が連続的に見られた。

腸間膜にあった転移はすぐに腸に影響を与えそうだったので切除したが、

それ以外は切除することに意味がないので、そのままにしてある。

直腸近くの腹膜にも転移があるため、

がんが進んで直腸に影響を及ぼすと便が詰まって出なくなる可能性がある。

その場合の対処方法として、人工肛門も考えられる。

それ以外の腸に影響が及んでも、腸閉塞が懸念される。

また、術前に説明したように、腹水が溜まる可能性もある。

胃の幽門部付近のリンパ節にも転移が見られ、

そこから胃に入り込んでいるがんもあった。

印環細胞がんが、一部スキルス化している疑いもある。

腹膜転移があった段階で、ステージ(病期)はⅣとなってしまった。

今後の治療としては、術後1ヵ月からT-S1の内服を開始する。

腹膜転移している場合、シスプラチンとの併用による強力な治療方法もあるが、

FECで白血球の値が下がったままになっているので、

T-S1単独の治療を考えている。

腹膜に転移したがんが、いつ腸に影響を及ぼすかは予想できない。

ショックでした!

まさか「スキルス」でⅣ期だなんて…。

まして、一番怖れていた腹膜播種まで…。

しかも、人工肛門まで…??

ただし、ここでも、俗に言う「頭の中が真っ白」にはなりませんでした。

やっぱり、そのときも、最初に頭をかすめたのは、

「これからの仕事をどうしよう…」でした。

なんともまあ、お人よしというか、どこまでも仕事人間、

そんな自分にあきれるような想いが心の半分を占めて今明日。

さてさて、ちょっと疲れてきました。

なにせ、昨日、外来抗がん剤治療を受けてきた身。

ちょっとばかり、ヘロヘロしているので、

この後の顛末については、次回でさらに詳しく…。

(6月9日記す)

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