« 辻本好子のつぶやき No.4 ~ナース編②~ | トップページ | 辻本好子のつぶやき No.6 ~ナース編④~ »

辻本好子のつぶやき No.5 ~ナース編③~

~その3~
院内の検査や処置の移動は、すべてナースが車椅子で。
今日は朝から楽だなぁ~ と思っていた日に半月分の請求書が届き、
思い切って1階の会計まで一人で歩いてみよう!

ゆっくり、ゆっくり、途中の椅子で休み、休み。
会計を済ませた辺りから、ちょっとしんどいなぁ…。
でも、だいじょうぶ。
ところが病棟フロアのエレベータから病室までが果てしなく遠い。

ようやくの思いでベッドにたどり着いて、フゥ~
とそこへ部長回診。
身体を起こし、ひとこと言おうとした瞬間、急激な吐き気に襲われ、
10数人のスタッフの目の前で…。
病室の隅の洗面台にたどり着けたのが唯一の救い。
それからずっと吐き気ストーム(嵐)…。
ああ、苦しい!!

006 

夜8時、面会時間終了のアナウンスに背を押されて山口が帰ったあと、
ナースに頼んで点滴に吐き気止めを注入(ショット)してもらいました。
1時間後、少し落ち着いてきたので薬を服用。
ところがそれが引き金に。
何も食べていないのに、まるで噴水のように止めどもなく--。
這うようにベッドに戻り、せりあがってくる吐き気と格闘。

深夜0:30。
どうにもたまらずナースコールして「ショットを加えてほしい」。
ところがナースは困った顔。
「治まらないの?」「辛いねぇ…」と共感して、
「1日3本(しかショットは入れられない)だからねぇ…」。
--ということは、明け方の4時までガマン?? エ~~
多くの場合、こんなとき
「もうしばらく辛抱してください」「もうちょっとがんばりましょう」
しかし、8時間空ける必要がある薬なんだと納得できたら目途が立つ。
仕方ない…。
結局、一睡もできない一夜となりました。

目途を立たせてくれたナースは、ICU(集中治療室)に長くいて、
この4月に外科病棟に異動。
私が気にするいわゆる“タメ口”調なんだけれど、ベタベタの大阪弁。
「ムリせんでええんとちゃう?」
「楽になってきてよかったなぁ~」
ニュアンスというかイントネーションというか、じつに柔らかい。
ちっとも違和感がなく、私も自然に受け入れている。
京塚昌子(古いナァ)に似た文字通りの肝っ玉母さんみたいな人。
「1日3本だからねぇ…」の“ひとこと”が心に残り、私を支えてくれました。
翌日一日中しんどさが続き、あとは少しずつ改善。
やっぱり無理しちゃいけない…ということの学習にもなりました。
(4月13日)

|

« 辻本好子のつぶやき No.4 ~ナース編②~ | トップページ | 辻本好子のつぶやき No.6 ~ナース編④~ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

辻本好子」カテゴリの記事